「大学を卒業したら就職する」というのが、ひと昔前まではごく当たり前の進路でした。
でも今、特に理系の大学生にとっては、「大学院進学」が当たり前の道になりつつあります。
たとえば、私の息子が通っている大学の工学部では、およそ9割の学生が大学院に進学するそうです。
なぜ大学院に進学するの?
理系分野では、専門的な研究や技術を深めるためには、学部での4年間ではどうしても時間が足りないことが多いのだそうです。
研究職や開発職を目指す学生にとって、大学院での2年間(修士課程)は“基礎から実践へ”進むための必要ステップとも言えます。
就職活動の面でも、修士卒を前提に求人を出している企業も多く、研究室によっては、学部卒の段階では進路が限られてしまうことも。
だからこそ、多くの学生が自然と「大学院進学」を目指すのですね。
息子の大学院入試
うちの息子も、大学4年のときに大学院入試を受けました。
…けれど、残念ながら不合格。
悔しさをにじませながらも、諦めることなく「もう一度挑戦する」と言った息子。
今年の4月からは研究生として研究室に在籍し、来たる2度目の入試に備えて日々努力しています。
そして今回受けるのは、今年10月入学の大学院入試。
実は、秋入学の枠が設けられている大学院もあり、うまく合格できれば今年10月から入学し、来年春入学の人と同じタイミングで修了できるかもしれない、という話も。
「そんなうまい話あるのかな…」と、正直親としては半信半疑ではあるけれど、子どもが自分でつかんだ可能性なら、信じて応援したい。
そう思っています。
学費の話も、正直に
工学部に進学した時点で、「大学院まで行くのが普通のルート」だというのはわかっていたので、**“学費は6年分”**と覚悟していました。
でも、家から出てひとり暮らしをさせ、4年間の学費と生活費を出すだけでも正直カツカツなのに、その先の2年間が“当たり前”という世界。
親としてはやっぱり、金銭的には簡単じゃないです。
でも、子どもが「やりたいことを見つけた」「これを極めたい」と願って選んだ道なら、何とかしたい、何とかする。
多くの親がきっと、そう思っているのではないでしょうか。
来春からは奨学金がもらえる可能性もあるとのこと。
それが実現すれば、子どもも経済的に自立する一歩になるかもしれません。
大学院入試の季節
大学院の入試は、**多くの大学で夏(8月後半〜9月)**に行われます。
筆記試験、面接、小論文など形式は大学によってさまざまですが、進学率の高さ=競争もあるということ。
理系の大学院受験は、研究室での実績や研究計画、教授との関係性も大きく影響すると言われています。
うちの息子も、研究生としての半年間で、自分をもう一度見直し、何かをつかもうとしているように見えます。
親としてできることは、祈ること
24歳にもなった息子(大学入試で1浪しています)ですが、やっぱりいつまでたっても心配なわが子です。
親は直接なにもしてあげられないけれど、子どもが頑張っている背中を、見守り、信じ、応援することはできます。
合格発表までのドキドキ、不安な気持ち、そして「どうかうまくいってほしい」という願い。
うちの息子の入試は8月末。
その日が、努力の結晶として結ばれるように。
すべての受験生へ、エールを
この夏、大学院入試に挑むみなさんへ。
自分の夢を描き、そこへ向かって努力を続ける姿は本当にすばらしいです。どうか悔いのないように、最後まで自分を信じて進んでください。
そして、少し早く秋入学を迎える人も、春を目指す人も、それぞれのタイミングで未来を切り開いていけますように。
そして最後に、大学院入試を控えた子供を持つみなさんへ
不安や心配もあるけれど、信じて見守る日々も、親としての大切な時間。
頑張る子どもとともに、一歩一歩、未来へ向かって歩んでいきましょう。


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